初心者向け!サーバーって一体何?

大阪・西宮・神戸のパソコントラブル等のITトラブルサポートのアスモチ(株)のハカセが、大阪市中央区のアスモチ大阪オフィスからお届けします。
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今回は「サーバー」について、初心者の方にもわかりやすくお話しします。
サーバー

サーバーと言う言葉自体はよく耳にすることがあるかと思いますが、どういった種類があるか、どういった仕組みになっているのかイマイチ分かっていないという人も多いかと思います。

インターネットの仕組みを理解する上でも大切ですので、今回の記事を読んで理解を深めて頂けたら幸いです。
実際にクラウドサーバーを構築したお客様の声はこちらです
社内サーバーのクラウド化

【そもそもサーバーとは?】

サーバーとは「インターネットを通じてパソコン等にサービスを提供する専用のコンピューター」の事です。

難しく感じるかもしれませんが、皆さんが普段使っているパソコンとそれほど違いはありません。

パソコンにブラウザや表計算ソフトなどのソフトウェアを入れて仕事をさせるのと同様に、サーバーもサーバー用コンピューターにWebサーバー・メールサーバーといったサーバー専用のソフトウェアを入れることで、それらの機能を実行することが可能になります。

普段私たちが使っているパソコンを「クライアント」、インターネット空間でサービスを提供する専門コンピューターを「サーバー」と呼びます。

「サービス」とは、Webサイトの閲覧・ネット通販での買い物・メールの送受信等、インターネットを使って出来る全ての事を指します。

【サーバー専用機と普通のパソコンの違い】

意外と思われるかもしれませんが、サーバー専用機と普通のパソコンには基本的には違いはありません。
機械を構成するパーツはマザーボード・電源・CPU・メモリー・ハードディスク・DVDロム等のドライブ・グラフィックボード・ネットワークボード等で構成されています。
パソコンの仕組みについてはこちらの記事で詳しくご説明しています
初心者向け!パソコンの仕組み

では、サーバー専用機とパソコンで何が違うかというと、それは性能と耐久性です。

 

最初にお話した通りサーバーは、クライアント(パソコン)に対してWebサイトの表示やシステムの処理・メールの送受信等のサービスを提供しています。

普通のパソコンと違うのは、サーバーが不特定多数のクライアントに対して同時並行的にサービスを提供する必要があるということです。

多くの事を同時に処理することが要求されるため、普通のパソコンに比べてサーバー専用機は処理能力を高くする必要があり、CPUは高性能で、メモリーを多く増設され、ハードディスクも高速のものを使います。

普段の生活で例えるなら、人が多く来る大きなお店は店員さんが多く必要ですが、小さなお店では店員さんが一人で十分というイメージです。

耐久性に関しては、皆さんが使っているパソコンは仕事中は使いますが、業務時間外の夜間等の使わない時間が必ずあります。
使わないときはパソコンの電源を切ったり、スリープ状態になっているでしょう。

それに対してサーバーは基本的には24時間365日、ずっと動いておく必要があります。
夜の12時から朝9時まで見れないホームページとか、頻繁にメールサーバー不調でメールができないと非常に困りますよね!

24時間365日稼働

年に数回サーバーのメンテナンスで使えない時間帯がありますが、基本的にはずっと動いているのがサーバーです。

24時間365日の使用を前提にしているサーバーは故障に対する備えが必要であり、ハードディスクや電源・ネットワークカード等、長期間に渡って使用していると故障するリスクの高いパーツはバックアップ用も含めて2つ実装されています。

また、パソコン機器は熱に弱いため排熱するためのファンを大きくし、サーバを管理している部屋の温度を均一に保っていますし、

大規模なサービスを提供している場合は全く同じ状態のサーバー2台あり、メインの機械が故障した時に自動的にバックアップに切り替えれるようにする等の備えをしています。

 

このように大きな違いは性能と耐久性の2つです。

使用するOSもサーバーは専用のものになりますが、普通のWindowsパソコンでもサーバー用のソフトを入れて設定さえすればサーバーとして使えますので、極端な話として普段使っているパソコンもサーバとして使えないわけではありません。

ただし、上記のようにサーバーは普通のパソコンと想定している前提が違うためサーバー用途に特化したOSを使う方が一般的です。

 

サーバーOSは大きく分けるとLinux系/Windows/Macに分かれます。
サーバーOSについてはこちらの記事で詳しくご説明しています
サーバーOSの種類と違い

【サーバーの種類】

サーバーにはいくつかの種類があります。その中でも代表的なものを紹介します。

・Webサーバー

パソコン端末であるクライアントがWebサイトなどの情報を見たいというリクエストに対して、保管している情報をクライアントに渡す役割を持っています。

WebサイトのデータはこのWebサーバーに保管されている訳ですね。

インターネットサーバー

・メールサーバー

メールを送受信する時に使われるサーバーです。送ったメールや届いたメールはまずここに保管されます。

端末のパソコンであるクライアントは、このメールサーバーに保管されている自分宛てのメールをメールサーバーに取りに行くという訳です。
メールが届く仕組みについてはこちらの記事で詳しくご説明しています
メールが届く仕組み

メールサーバー

・DNSサーバー

端末のパソコンであるクライアントがリクエストする情報が保管されているwebサーバーやメールサーバーを探してくれる役割を持っています。

簡単にいうと、ホームページを見る際にどのサーバーにその見たいホームページがあるかを教えてくれるサーバーです。
メールも同様でどこのサーバーにメールを届けたらいいかを教えてくれる役割をしています。

インターネットプロバイダの設定情報にDNSサーバーという項目がある場合があるので見たことがあるという方もいるかもしれませんね。
インターネットの仕組みやプロバイダについてはこちらの記事で詳しくご説明しています
初心者向け!インターネットの仕組み

DNSについては説明すると非常に長くなるので別の機会にご説明します。

DNSサーバ

・ファイルサーバー

事務所で一台のパソコンのフォルダーを共有設定して、他のパソコンから使えるようにしている人もいるかと思います。
同様のサービスをサーバー専用機として実施するのがファイルサーバーです。

ファイルサーバー

【サーバーを借りる?】

自分でホームページを作ろうと思ったら、ホームページのデータを保管しておくサーバーを用意する必要があります。

企業などでは物理的なサーバーを購入して自社で管理する場合もありますが、中小企業や個人の利用ではコスト面からサーバーを借りて利用するのが一般的です。

サーバーを借りる場合は大きく分けて4種類の中から選択することになります。

① 共有サーバー(レンタルサーバー)

複数の人が1つのサーバーをレンタルして共同で使用するサーバーです。

他のユーザーの利用状況が高くサーバーに負荷が掛かればホームページの動きが遅くなる等のサーバーのサービス機能が低くなりますが、レンタルサーバー会社がメモリの利用上限などを設定することによって影響を緩和しています。

 

月額100円~と価格が安く気軽に使えますが、サーバーの管理者権限を得られないため制限が多くOSやアプリケーションなどを自分好みにカスタマイズすることはできません。

サーバー会社が決めたOSやアプリケーションを使うので、ホームページの公開やメール機能といった用途にしか使えませんが、知識が無くても簡単に使うことが出来ます。

② VPS(Virtual Private Server)

専有して使える仮想サーバーです。サーバーにインストールされたOSの中に複数の仮想サーバーを用意し、一人一人のユーザーに割り当てています。

仮想サーバーでは管理者権限をもらえるので、利用したいアプリケーションやOSをインストールするなど、比較的自由に使えます。

月額600円程度から利用できますが、サーバーを構築しメンテナンス出来るスキルが必要になります。

③ 専用サーバー

月額8000円程度~とやや高額になりますが、1つのサーバーを専有し管理者権限をもらえるので自由に使うことができますし他のユーザーからの影響を受けることもありません。

自分でサーバーをメンテナンスする為の知識とスキルが求められますが、料金を払えばサーバー会社に運用を代行してもらう事も出来ます。

※VPSと専用サーバーの違い
VPSも専用サーバーもどちらもサーバーを自分専用に使えますが、違いがあります。

VPSはサーバー機械1台の中に仮想サーバ―が複数あってその中にそれぞれ好きなOSをインストールして使います。
簡単に言うと大きな箱の中に小さな箱が複数入って、その小さな箱を借りているイメージです。
その為、収容している機械に障害が起きて停止する等の問題が起きるとその影響を受けます。

専用サーバーはサーバーの機械を丸ごとを借りるので他のユーザーを要因とした問題が起こることが少なくなります。

④ クラウドサーバー

VPSと同じように、一人一人のユーザーに仮想サーバーが割り当てられ専有して使用することが出来ます。
1つの仮想サーバーを借りるのではなく、サーバーのスペック(性能)などを自由に変更できる点がVPSとの違いです。

月額課金と従量課金があり時間単位でも使えるので、必要な時だけ使うことで料金を抑えることが可能です。

代表的なサービスはAmazonのAWSやマイクロソフトのAzureです。
AWSについてはこちらの記事で詳しくご説明しています。
AWSの簡単な解説

日本レンタルサーバー会社でも多数の会社がサービスを提供していて昔に比べてコストも安くなってきて非常に便利ですが、VPSに比べるとまだまだ値段が高いのがハードルです。

■参考
・AWS
https://aws.amazon.com/jp/
・Azure
https://azure.microsoft.com/ja-jp/

いかがでしたか?

今回はサーバーについてお話ししました。
Webサイト運用を考えている方にとって、必ず知っておくべき知識となります。

どんなものなのか、何を選ぶと良いかなど、しっかり理解して頂けたら幸いです。
実際にクラウドサーバーを構築したお客様の声はこちらです
社内サーバーのクラウド化

アスモチは、サーバーの設定も含めて、大阪市中央区を中心として大阪・西宮・神戸の中小企業様向けにパソコン・ソフトウェア・ネットワーク等のITトラブルサポート・IT全般の問題解決サポートを行っています。

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