サーバーOSの種類と違い

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今回は「サーバーOSの種類と違い」についてお話しします。
パソコンやスマートフォンに搭載されているWindows・Mac OS・AndroidなどのOS(オペレーション・システム)をご存じのかたは多いと思います。

しかし、OSの中には「サーバーOS」と呼ばれるものがあるのをご存じでしょうか?
実際にクラウドサーバーを構築したお客様の声はこちらです
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サーバーについてはこちらの記事でご説明しています
初心者向け!サーバーって一体何?

この記事では、サーバーOSの必要性や通常のOSとの違い、サーバーOSの種類や各OSの特徴等についてご説明します。

サーバーOS

【サーバーOSとは?】

サーバーOSの必要性

サーバーOSとは、サーバー専用に開発されたOS、もしくはサーバー専用として広く使用されているOSで、ホームページの公開やメールの送受信、社内でファイルの共有等をする際のサーバーに使われています。

サーバー、つまりサービスを提供する側のサーバー専用コンピューターも普通のコンピューターと変わらないため、OSがないと動かすことができません。

通常のOSとの違い

・サーバーOSにはサーバー配下のコンピューターを管理する機能がある事
・通常のパソコンに使用されているクライアントOSよりも安定性に優れ高速処理が可能である事

これはサーバーOSが私たちパソコン等のユーザーのリクエストに対して即座に対応する必要があるからです。

このサーバーOSにはいくつか種類がありますが、現在では「Windows系」「UNIX系(Linuxも含む)」の2つが主流となっています。

【Windows系サーバー】

Microsoftが開発しているサーバーOSで、会社などで一般的に使用されているWindowsと操作方法や画面の構成が似ていますが、サーバー向けであり安定性やスペックが高くなっています。

Windows系のサーバーOS のメリット

・初心者でも比較的操作が簡単で、入門書やマニュアルなどが豊富で必要な情報が得やすい
・クライアントのパソコンがWindows OSの場合には管理がしやすい

なお、Windows系サーバーOSには「Active Directory」と呼ばれる管理システムがあります。
これはネットワークにつながっているユーザーに関する情報や権限などを管理するシステムで、社内のパソコンなどのユーザー管理やパソコンの設定を一括で変更することが出来るため、パソコンの台数が多い場合にはとても便利です。

Windows系サーバーOSのデメリット

・OSを利用するにはライセンス料が必要
サーバーに同時接続できるユーザー数に応じてライセンスを取得する必要があります。

■参考
マイクロソフト Windows Server
https://www.microsoft.com/ja-jp/cloud-platform/windows-server

【UNIX系サーバーOS】

UNIX系サーバーOSの特徴

UNIXとは「マルチユーザー」(同時に複数のユーザーが利用できる)と「マルチタスク」(同時に複数の処理を行う)を備えるOSとして開発されました。

Windows系サーバーOSよりもずっと以前にこれらの機能を実現しており、UNIXはサーバーOSの元祖の位置づけです。

世の中に多数ある様々なOSの多くはこのUNIXがベースになっており、BSD、FreeBSD、HP-UX、Open BSD、AIX、Solarisといった派生OSも数多くあり、AppleのMac OSもこのUNIXから派生したOSです。

現在はUNIXは企業で開発されていて使用するにはライセンス料が発生しますが、UNIXから派生したサーバーOSには無料で公開されているオープンソースのものもあります。

UNIX系サーバーOSのメリット

・セキュリティや安定性が高く、不具合やトラブルが起こりにくい
・低スペックのサーバーでも動作しやすく、処理速度が速い

UNIX系サーバーOSのデメリット

・操作には専門知識が必要

初心者でも操作しやすいWindows系サーバーOSと比較してある程度の知識を持っていないと操作が難しいです。

・コストが高くなる可能性

知識や技術をもつ人材を確保する必要があるため、オープンソースのものでもライセンス料の代わりに人件費がかかる場合もあり、一概に安く利用できるとは限りません。

■参考
The Open Group
http://www.unix.org/

【Linuxについて】

Linux開発の経緯

UNIXと互換性のあるオープンソースのOSです。

UNIXは当初、研究用に設計内容が公開され自由に利用することができましたが、後にライセンス化されました。
高価なライセンス料のためUNIXを使うことが難しいケースが増える中で開発されたのが「UNIX風のOS」であるLinuxです。

Linuxのメリット

・低コスト

Linuxはオープンソースのため、誰でも自由に使用できてライセンス料負担がないことが大きなメリットです。

・豊富な種類

加えて、多くの技術者たちの手によって改良が重ねられ、現在では代表的なサーバーOSの1つとなっており数多くのディストリビューション(種類)があります。

無数にある種類がどのように派生しているかが分かるタイムラインがWikipediaに掲載されていますので、参考に見ていただければその数の多さに驚かれるでしょう。

■参考
Wikipedia
様々に派生したLinuxディストリビューションのタイムライン

・最近Windows上でも使えるようになった

最近になりWindows10のアップデートでWSL(Windows Subsystem for Linux)という機能が追加されWindows上で仮想のLinuxが使えるようになりました。

MacがOS Xになった時、UNIXがベースになったこともありプログラマーやエンジニアの人達が開発環境としてすぐに使えるMacを選ぶ傾向がありましたが、WSL機能追加によりWindows上でLinuxが使えるようになったのでそのようなMacユーザーが減ってくるかもしれません。

・簡単なものもある

普段はサーバーに関わることがない人でも、LinuxはUSBを普通のパソコンに刺して起動させるだけで使える簡単なものもあります。
試しに使って頂くと普通のWindowsとの違いやサーバーに特化している機能がある事を実感できます。

「USB Linux」「usb ubuntu」で検索すると作り方を紹介しているページが出てきます。
簡単にできるので是非挑戦してみてはいかがでしょう。

■参考
The Linux Kernel Organization
https://www.kernel.org/

いかがでしたか?
この記事がサーバーOSについてあなたの見識を深めて頂く一助となればなによりです。
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