Linuxの有効活用

大阪・西宮・神戸のパソコントラブル等のITサポートのアスモチ(株)のハカセが、大阪市中央区のアスモチ大阪オフィスからお送りします。

以前のブログで古いパソコンにLinuxをインストールする方法を書きましたが、今回はLinuxの活用例をご説明します。

過去のブログはこちら。サーバーOSを中心にご説明しています。
初心者向け!「Linux」で古くなったパソコンを再利用!

どのLinuxがおすすめか

Linuxには様々な種類があります。
これを「ディストリビューション」と呼びます。

数多くのディストリビューションでおすすめするのは、やはり多くの人が使っているものになります。
Linuxはオープンソースで無料で使用できますが、問題は自分で解決する必要があります。
やはり使っている人が多いほど書籍やインターネットの情報が多いので困った時に対処がしやすいということがあります。

では、多くの人が使っているディストリビューションと特徴は下記の通りです。

Ubuntu

Debianから派生したディストリビューションで現在、最も人気のあるディストリビューションです。
インターフェイスも分かりやすく初心者でも使いやすいディストリビューションです。

Ubuntu公式サイト
https://www.ubuntulinux.jp/

Debian

ボランティアが中心で開発しているディストリビューションです。
Debianには「Debian 社会契約」があり、そこに宣言されている内容をみると非常にユーザーフレンドリーなディストリビューションということがわかります。
1. Debian は 100% フリーソフトウェアであり続けます
2. 私たちはフリーソフトウェアコミュニティにお返しをします
3. 私たちは問題を隠しません
4. 私たちはユーザとフリーソフトウェアを大切にします
5. 私たちのフリーソフトウェア基準に合致しない著作物について

Debian公式サイト
https://www.debian.org/social_contract.ja.html

CentOS

Linux界では有名なRedHat社が開発している有償版のRedHat Linuxを無償版にしたディストリビューションです。

元々はボランティアの有志がRedHat LinuxをコピーしてCentOSを作りましたが、2014年からRedHat社が支援プロジェクトとしてサポートを始めています。

機能が完全に一緒ではありませんが、RedHat Linuxと同様に非常に安定したLinuxでビジネスで使うサーバーに適したディストリビューションです。

CentOS公式サイト
https://www.centos.org/

Linuxの経験がそれほどない方や普通のパソコンのように使いたい方にはUbuntu/Debianがおすすめで、サーバーの安定性を重要視する場合はCentOSになります。

私の場合はWebサーバー・メールサーバーはCentOS/データの復旧等緊急対応やテストで簡単にサーバー環境を作りたいときはUbuntuという使い方をしています。

インストールに関しては各公式サイトからインストール用のISOをダウンロードしてDVDやUSBに書き込みをしてインストールします。

活用方法

それでは活用方法をあげていきます。

Webサーバーとして活用

Linuxの用途としては、やはり一番適しているのはWebサーバーになります。

ほとんどのディストリビューションにはWebサーバーに必要なApache/PHPが最初からインストールされているため、それらのアップデートを行い設定をすることで簡単にWebサーバーが構築できます。

Webサーバーを立ち上げるまでは比較的簡単であっけなくできますが、そこからPHPやCGI、データベースのMysql等の設定やセキュリティの考慮等をしていく必要があります。

Webサーバーを立ち上げてみるとホームページが見れない時の問題がどういうものがあるか等、これまで分からなかったことが理解できます。

メールサーバーとして活用

Linuxではメールサーバーを立ち上げることも可能です。
現在の主流はPostfixです。

多くのレンタルサーバーはLinuxが使われており、レンタルサーバーも大体はPostfixを使ってメール機能を提供しています。

Webサーバーと比べると若干ハードルは高くなりますが、メールの送受信の仕組みを理解することができるので挑戦してみてはいかがでしょうか。

ファイルサーバーとして活用

事務所でネットワークハードディスク(NAS)を使われている会社も多いかと思います。
ネットワークハードディスク(NAS)の機械にはLinuxが入っているものが多く、その中に入っているのがSambaというソフトです。

従って市販されているネットワークハードディスク(NAS)と同様のことをLinuxをインストールしたパソコンで実現可能です。市販されているものは容量が最初から決まっていますが、自分で作る場合は容量を増やしたりすることも自由にできます。

ただし、大事なデータを置く場合はハードディスクに障害が出ないように新品のハードディスクでファイルサーバーを構築することをお勧めします。

ルーターとして活用

市販のルーターにもLinuxが使われていることが多く、Linuxを使ってルーターを作ることが可能です。

ハードルは非常に高いですがネットワークの仕組みの勉強になる事と、作った場合はどのような通信が行われているのかが把握しやすいため非常にセキュアなネットワークを構築することができます。

データ復旧用として

Linuxは普段使っているパソコンで問題が発生した時の復旧ツールとしても使用できます。

特に論理障害が発生したハードディスクのデータ救出に役に立ちます。
論理障害が発生したハードディスクはパソコンでデータが見えなくなり使えなくなりますが、Linuxをインストールしたパソコンに繋ぐとデータが見れるようになることがあります。

最近のLinuxはDVDやUSBで起動できるものがほとんどでパソコン雑誌に付録でついていることもあります。緊急用に準備しておいたら役に立つこともあるかもしれません。

普通のパソコンとして活用

Linuxには無料で使えるマイクロソフトのWord/Excel/PowerPoint/Accessと同等レベルのOffice互換ソフトがあったり、AdobeのPhotoshop/Illustratorと機能が似たソフト・動画の編集・3Dのモデリングソフトと普通のパソコンとして使用することができるソフトがあります。

完全互換ではないので若干使いにくいこともありますが、特にインターネットを見たりメールを送ったりというよく利用することに関してはGoogle ChromeやFirefox/ThunderbirdにはLinux版があり支障が全くないレベルで使用することが可能です。

その他、radico.jpでラジオを流す専用にしたりYoutubeを流すだけ、音楽を流すだけ等、使い道は色々あります。

まとめ

今回はLinuxの活用方法を具体例を交えてご説明しました。

完全に初心者の方にはハードルが高いのは確かかもしれませんが、書籍・インターネットで大体の設定の仕方は載っています。ただ単純にそれを順を追って設定すると大体のことはできます。

パソコンの仕組みやインターネットの仕組み等、非常にいい勉強材料ともなりますので一度試して見ていただければと思います。

アスモチではLinuxサーバーに関するサポートも対応可能ですので、お困りの際は是非ご相談いただければと思います。

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